マイルを貯めて特典航空券を予約しよう!と思ってる方のなかで、ハワイを目標にしている人って多いと思います。
特典航空券で20回以上旅行し、ハワイもコロナ渦前に家族3人でビジネスクラスの特典航空券で行ってきましたので、その経験も踏まえてどうしたら予約できるかをお話しします。
ほんとに特典航空券でハワイ行ったの?
と思う方がいるかもなので・・・
こちらが実際にハワイへ行った時の搭乗履歴です。区間マイル0というのが、特典航空券フライトを表してます。
実は予約しやすいハワイ路線
2018年10月からJALはハワイアン航空とマイレージプログラム提携を開始しました。
結果、以前よりも特典航空券で選べる就航便が増え、JALマイルでの予約が取りやすくなっています。
現在、日本からホノルルにはJALとハワイアン航空合わせて東京から7便、その他の地域も合わせると合計11便が就航しています。
曜日就航のフライトもあるので、JALは1日3~5便、ハワイアンは1日3~4便就航してます。
2社合わせると毎日6~8便飛んでるから、特典航空券で予約できる座席数もそれだけ多いんです。
参考までにこの表は2023年6月現在の運航予定です。
毎月、運航する曜日や時間は変わったりしますが、大体このぐらいフライトがあるという目安になります。
JAL ハワイ路線
便名 | 出発空港/時間 | 到着空港/時間 | 運航日 |
JL072 | 羽田/21:55 | ホノルル/10:25 | 毎日 |
JL074 | 羽田/21:00 | ホノルル/9:30 | 毎日 |
JL784 | 成田/20:45 | ホノルル/9:05 | 毎日 |
JL8786 | 成田/20:15 | ホノルル/9:00 | 水 |
JL792 | 関西/21:55 | ホノルル/10:55 | 火・木・金・日 |
JL794 | 中部/21:40 | ホノルル/10:00 | 金 |
ハワイアン航空 ハワイ路線
便名 | 出発空港/時間 | 到着空港/時間 | 運航日 |
HA864 | 羽田/20:15 | ホノルル/8:45 | 毎日 |
HA458 | 羽田/21:20 | ホノルル/9:50 | 火 |
HA822 | 成田/19:55 | ホノルル/8:15 | 土以外 |
HA450 | 関西/20:45 | ホノルル/9:40 | 水以外 |
HA828 | 福岡/20:40 | ホノルル/10:00 | 月・水・土 |
出発地は東京・大阪だけでなく、JALはセントレア、ハワイアンは福岡もあるので、選択肢が豊富です。
さらに繁忙期はホノルル行きが増便されたり、コナ(ハワイ島)便が追加されたりと、時期によってはもっと増えます。
特典航空券の予約もJAL、ハワイアン航空ともにほぼ決められた日時に開始してくれるので、予約開始の時期を待ち構えることができます。
予約開始の日時が決まってるって当たり前じゃないの?
JMB提携航空会社の中にはいつから特典航空券へ座席を開放するのか、まったく決まっていない会社もあります。特に、カンタス航空とか全く予測が出来ません。。。
つまり、フライト数、特典航空券への開放の仕方を考えると、他の欧米方面と比較してハワイって実は予約を取りやすい目的地なんですよね。
予約が難しい時期は?
とはいえ、どうしても予約を取りにくい時期があります。
- 年末年始
- ゴールデンウィーク
- お盆
これは3大予約争奪戦シーズンと言えます。
その次に予約が困難なのが3月下旬、7月下旬から8月上旬、そして祝日の並びによっては9月のシルバーウイークも取りにくいです。
狙い目の時期は?
上記の予約困難な時期を外せば、実はそんなに苦労なく予約できます。もちろん、好きなタイミングに好きな日程を自由に予約できるほど空いてるわけではないので、あとで書く「確実に予約を取る方法」を参照ください。
ちなみに、学校の長期休みにハワイへ行こうとした場合、8月下旬や4月上旬は比較的取りやすいタイミングです。実際に私も8月下旬で難なく予約を取りました。
地域によっては8月下旬は学校が始まっていたりしますけどね。
春休みでいうと、3月20日ごろから月末にかけての旅程は早々に予約が埋まるのですが、3月末に出発して始業式や入学式に間に合うようなタイミングで帰国する日程は比較的容易に予約が取れるケースが多いです。
冬休みは、12月20日ごろに出発して年内に帰国する日程なら、年末年始よりは予約できる可能性がかなり高まりますが、出発が23日、24日を過ぎてくると一気に難易度が上がります。
東北や北海道の学校は1月中旬ぐらいまで冬休みという地域が多いようなので、1月5日以降に出発する日程なら、余裕で予約できます。
ハワイってベストシーズンとか関係なく一年中いつ行っても快適なので、そこも良いところですよね。
雨季を気にしたり、冬に行ったら寒いかな?とか気にする必要が無いので、自分の行けるときが常にベストシーズンです。
確実に予約する方法
JALとハワイアン航空では予約方法が異なります。
JAL便の場合
国内線と異なり国際線にはステータスによる先行予約サービスはないので、全員平等に360日前から予約スタートです。
JALホームページの空席カレンダーは国内線に合わせてなのか、330日前までしか表示されてないのですが、フライト検索すればちゃんと360日前まで出てきて予約できます。
空席カレンダーに騙されないでくださいね。
ハワイへの往復で必要なマイルは、エコノミークラスで4万マイル、ビジネスクラスで8万マイルです。
片道で予約したらその半分、エコノミーは2万マイル、ビジネスは4万マイル。だから・・・
特に予約が難しい時期は片道ずつ予約開始日に座席を確保していくのがベストです。
もし往路は予約出来て復路が予約できないとなった場合は予約済みの往路分を諦めて払い戻すか、復路だけ割増された特典航空券PLUSで予約する、復路はハワイアン航空に切り替える、という選択肢があります。
払い戻す場合は1件3,100円の手数料がかかりますが、そこは覚悟のうえで予約しないと、3大予約争奪戦シーズンは勝ち抜けません。
ちなみに、特典航空券PLUSが適用されたエコノミークラスを予約するときは、同じ便のビジネスクラスの方が少ないマイルで予約出来るケースもあるので、必ずチェックしましょう。
ハワイアン航空の場合
JAL便は東京発ホノルル行きで検索して東京発が満席だった場合でも、もし関空発に空席があれば自動的に経由便の案内を出してくれます。
でも、ハワイアン航空の場合は、東京発で検索したらそのまま東京発のフライトしか検索してくれません。なので、希望の出発地が満席だったときは他の空港からの出発も検索してみましょう。
もちろんその分国内線を手配しなくてはいけないので、余計にお金かマイルが必要になります。
必要なマイルはハワイアン航空の場合、エコノミークラスで45,000マイル、ビジネスクラスで80,000マイルです。
JALと比較すると、エコノミークラスは5,000マイル多く必要、ビジネスクラスは同じマイル数ですね。
片道で予約する場合、JALのように半分にはならず、エコノミークラスで23,000マイル、ビジネスクラスで42,000マイルです。往復同時に予約するより、片道ずつ予約する方が必要なマイルは多くなります。
往復で予約したほうが少ないマイルで済むとはいえ、JALと同様に予約困難なシーズンは片道ずつ予約しないと絶対に予約できません。
予約開始日は、ハワイアン航空から正式にアナウンスされてませんが、傾向を見てると331日前からなのでJALより30日ほど遅れて開始になります。
ただ、たまに329日前になったりと開始日がずれたりするので、逆算した日の数日前からチェックしましょう。
予約可能な座席数はこちら
往復で違う会社を予約する方法も
JALとハワイアン航空は予約開始日が30日程度ずれていることもあり、まずはJALで予約を狙い、ダメだったら30日後にハワイアン航空を狙う、というのが予約できる可能性を高めます。
もし、JALで片道しか取れなくても、残りをハワイアンで予約することに賭け、待ち構えましょう。
往復で違う航空会社を予約できることを知っておくと選択肢が広がります。
行きはJAL、帰りはハワイアン航空、みたいな感じです。もちろん逆でもありです。
その場合、往復で必要なマイル数は43,000マイルになります。
予約困難なシーズンであれば、4万マイル台で予約できるなら御の字だと思います。
迷ってるうちに気が付くとあっという間に特典航空券PLUSになって、とんでもないマイル数になります。
ハワイ便の特典航空券PLUSでエコノミークラスの最大は251,000マイルです。
ハワイ往復にこんなに大量のマイル使うなんて、私は絶対ムリ・・・。というか、それならチケット買います。
ただ、時期によってはハワイアン航空が特典航空券の座席を出してこない可能性もありますので、その時は諦めるしかありません。。。
最後に
昔は「事前に別の日程で予約を入れておいて、予約開始と同時に変更手続きすると予約を取りやすい」とか、裏技的なものがいくつかありました。
現在は特典航空券の変更が出来なくなったので、そういった方法も使えなくなり、正攻法でいくしかありません。
・片道ずつ予約する
・JALだけでなくハワイアン航空も合わせて検討する
・往復で航空会社を変えることも視野に入れる
この3つを頭に入れておくだけでもかなり予約を取りやすくなります。
JALの特典航空券は予約したことあるけど、ハワイアン航空はどうやって予約するの?という方はこちら。